嫌だったこと

まあ、このように今日のゲルゼンキルヘンは面白い体験だったのですが唯一嫌だったことはG-JAMPSでのこと。本来嫌なこと書くのもどうかと思いますが、書きたいので。


ゲルゼンキルヘン行きの列車の時刻を調べたかったので、インターネットを使おうとしました。3台ほど常設していて無料で使えます。ウェブメールをチェックしたり、観光地のチェック、ニュースのチェックなどをしているのですが、僕が並んでいた列のパソコンを使っている人がいつまでたっても終わらない。何しているのかと思ったら自分がとったデジカメの写真をUSBメモリからPCにコピーしてさらにそれをYahoo!のフォトサービスにアップしているわけですよ。おい、ちょっと待てと。いくら無料で使えるからといってそれはないだろうと。見ていると50枚くらいのファイルを一つ一つアップしようとしている様子。他の列はバンバン人が変っているのにここときたら…。銀行のATMみたいに空いたところから入れるような導線もないし、一人何分といったような規則もない。


これはたまらないとその人に「まだかかりますか?」と聞いたら一瞬無視された…。うわー。もう一度聞いたら、「Yahoo使いますか?」と聞いてくる。「いえ、電車の時刻をしらべたいんですけど」「じゃあ、ちょっと待っていてください」と。しばらくアップの作業をし続けた彼は「どうぞ」と空けてくれたものの「このブラウザは消さないでください」と言って、写真ファイルのアップをしているブラウザは消すなと言うこと。またYahooにもログインしちゃだめとのこと。こちらも出来ればYahoo!のメールチェックやドイツの天気も調べたかったのに、電車の時刻調べだけで終わりにしました。その上「電車の時刻なら駅でも調べられるんですけど」とか言ってきやがるし。んー、これって僕が悪いのかな?僕が退いたあと、彼は続けてそのPCを使っていたみたいですね。
おせっかいですが、G-JAMPSのスタッフさんにもインターネット用パソコンの待ち方(導線)や制限時間などを検討してもらえるように言いました。


それにしても、それってどうなの?譲り合いの精神って日本人の美徳だと思うのです。普通後ろに人が並んでいたら少しは気を使いませんか?最近、日本で過ごしていても往々にして「これって僕の常識が間違っている?」と思っちゃうことが間々あります。日本人の感覚が狂ってきているのか、僕が非常識なのかわからなくなるときがあります。
ドイツへ来て、知らない日本人とも声を掛け合って助け合ってやってきたのに、こういう輩もいたりするわけで…。ドイツに来てまで日本人に嫌な思いをさせられるとは本当に残念でした。


また旅をしていて気づくのは外国人のほうがよっぽど譲り合いの精神を持っているなと言うこと(全員ではないですが)。列車の空席待ちとかでもお互い譲り合ったり、そこにいいコミュニケーションが発生して互いが気持ちよく、納得できるのです。挨拶をしあったりもね。外国人相手にそれが出来て日本人同士ではそれが出来ない。なんでだろー?


ということで旅も終盤ですが、僕は困っている日本人がいたら積極的にお助けすることにしました。僕自身も何度か日本人の方に助けてもらっているので。