第2日目(6/15フランクフルト-アウグスブルク)

ホテルで朝食を食べる。なかなかおしゃれな食堂でテラスなどもある。日本人も結構いた。日本の旅行会社でブッキングしてもらったからかも。
食事は定番。パン、フルーツ、ヨーグルトやジュース、紅茶、コーヒーなど。あとソーセージ、スクランブルエッグ、ベーコンなどの温かい食事も。


部屋に戻る。とにかく暑い!先が思いやられる。チェックアウトして中央駅へ。なんだ。外のほうが涼しい…。昨日の夜の喧騒はどこへやら。


フランクフルトのスタジアムへ行ってみたかったので、コインロッカーにスーツケースを預ける。
コインロッカーは日本と同じ使い方(荷物入れてお金入れて鍵を取る)なんだけど、日本人のおばさんから使い方を聞かれる。


今日はイングランド戦があるため、駅はイングランド人でいっぱい。レールパスのバリデーション(有効化)をしようとして窓口に並んだけど、イングランド人だらけでした。
あと日本人や韓国人も。前に並んでいた韓国人が困っていたみたいで、アジア系の僕に話しかけてきたけど、「Im Japanese」といっても通じないみたい。パスポート(JAPAN)を見せたらやっと通じた。どうせなら助けてあげたかったけど、英語さえ通じないのでは何も出来ないなあ…。


バリデーション後、スタジアムへ。Sバーン(近郊列車)のS7,S8,S9という路線でいけるみたい。空港から中央駅に来たときは地下ホームだったので地下へ。意外と本数が少ない。しばらく待って電車が来たと思ったら反対方面行きだった…。で、よくよく時刻表を見ると地上ホームからもS9の路線が出ていたのでそれで行くことに。ドイツの時刻表は日本のように路線ごとに別れていなくて、その駅から出るすべての列車の時刻が一枚に並んでいます。イギリスもそうだったかな。日本で言えば山手線と新幹線の時刻表が同じ表に出ているようなもの。


で、S9に乗ってスタジアムの駅へ。2駅で5分くらい。しかし、閑散としている…。人がほとんどいない。
フランクフルトのスタジアムはバルトシュタディオン*1と言って「森のスタジアム」という意味なんだそう。ということで右手に森の道路をまっすぐ行くと現れたバルトシュタディオン。中に入れるのかと思ったら…。やはり無理みたいです。一応警備の女性がいたので聞いてみたら「やはりだめ」とのこと。ついでにアイントラハトのファンショップがないか聞いてみたところ「わからない」って。えー!?仕方ない。


で、DFB(ドイツ連盟)もこの近くにあるので見学に。こちらも森の中。でも人の気配がない。お休み?とりあえず入り口に近づくとと中からおじさんが出てくる。僕が指で×マークを作ると、おじさんも×マークを作って「today close, tomorrow」だって、。えー!フランクフルトは今日だけなんですけど。仕方ないなあ。


ということで中央駅に戻る。中心街にFIFAのファンショップなどがあるのでそこでアイントラハトのグッズもあるかもということでSバーンで移動。しっかし、人少ない。おまけに店がどこも閉まってる。スポーツショップもデパートも。アディダスやナイキのショップもしまってる。JALANAの代理店も三越も。今日って休日???納得いかなかったけどあきらめる。閉店法?そういう法律があったような…。*2
スタバはやっていたのでそこで休憩。ちなみにお昼はフラペチーノとドーナツ。あとは行きの飛行機で出たパン(飛行機では食べず)。


そんなこんなでアウグスブルクに向かう時間が近づいたので中央駅に戻る。荷物をロッカーから戻す前に、一応心配してくれている実家に電話をかけようかと。テレホンカードを購入。売店で聞いたら「銀行(両替所)で売っていると」いうことで購入。で、このカード。電話に差し込んで使うのかと思ったらそうではない。カードの裏に電話番号とPIN(パスワード)が書いてあって、まずその番号に電話。そのあとPINを入力して、それから実際にかける相手の番号を入力。めんどくさー。でもちゃんとつながった。ちなみに10ユーロで31分話せるとのこと。


ボトルの水を買い込んでアウグスブルク行きのICEへ乗る。2等だけど噂どおりシートが広い。人も少なかったので向かいのシートに足を伸ばして寝たり起きたり。眺めは最高。緑がいっぱい。最初なぜかタラタラ走っていたためか、アウグスブルクには15分くらい遅れて到着。アウグスブルクに着く前にエクアドルvsコスタリカの試合結果が車内アナウンスされたけど、ドイツ語なのでわかりませんでした。聞き取れたのは国名だけだから。


アウグスブルクは思ったよりも小さい街の印象。さっきまでいたフランクフルトがでかすぎということもあるけど。泊まるホテルは駅の前。チョット高めだったけどアクセスを考えれば仕方ない。フロントのお姉さんにも英語が通じる。いいね。


部屋はシングルにしては広め?でもやはり空調がない。ただ、フランクフルトほど暑くはないのでOK。駅のすぐそばで窓を開けるとチョットうるさいけど、気になるほどではない。


部屋ではワイヤレスLANが使えるらしい。でもなぜかPCではつながらない。PSPならつながるのに。PCの方が受信感度がいいはずなのにおかしいな。
仕方ないのでPSPでアクセス。でもいかんせん使いにくい。PCを廊下(アンテナがある)とかに持ち出してもだめだったけど、フロント前のソファのところまで持っていったら繋がった。それでも感度悪いけど。ホテルの前にはEasyInternetCafeもあるけど、どうせ日本語使えないしなあ…。見るだけならPSPであきらめるか。ちなみにいろいろな接続プランがあるけど、自分が選んだのは5時間で9ユーロ。ここには数泊するからまずはそれくらいでいいかな。


到着したらちょうどイングランドvsトリニダードトバゴ戦が始まるところ。イングランドはトバゴに悪戦苦闘。僕は無線LANに悪戦苦闘しながら横目で試合を見る。最後にクラウチがゴール!結構劇的な試合が多いですね(昨日のドイツvsポーランドといい、夜に行われたスウェーデンvsパラグアイといい)。
主審はなんと上川氏。2試合目ということは認められたことか。試合前にテレビでインタビュー(録画)がやっていたけど、上川氏は英語で答えているし、ドイツ語の吹き替えも被せられていたので聞き取れず。ランパードにイエロー出したり、ハンドを見逃すとは(ありゃハンドでしょ?)、まったく上川氏らしい。


試合後、駅の売店で夕食の買出し。といってもプレッツェルとソーセージだけど。あとは売店で水やらチョコやら購入。水は同じエビアンでもフランクフルトより安い感じ。ここでは英語があまり通じない。でもまあ指差しで何とかなる。売店の脇に立ち食いスペースみたいなのがあってそこで食べながら壁掛けのテレビでスウェパラ戦を見ていたら、白人の兄ちゃん(イングランド人かなあ?)にさっきのイントリ戦の結果を聞かれたので「2-0だよ」と答える。兄ちゃん「2-0かー」みたいな表情で去るも、どっちが「2」とは答えてないんですけど…。まあ、イングランドが負けるとは思っていなかったんだろうけどね。


駅のインフォメーションは21時まで。既に閉まっていた。まだ明るいから「やってる」という錯覚に陥るけどやってません。仕方ないから明日の朝、情報は仕入れよう。


ホテルに戻って試合の続きを見るも眠くなる。寝ちゃう前にシャワーを浴びようとバスルーム(シャワー室)に入ると、テレビの音声がバスルームにあるスピーカーから聞こえる。凄いね。でもシャワー使えば聞こえないし、そもそもドイツ語なのでわからないんだけど。


試合はZDFというチャンネルが放送。試合後の放送のゲストはなんとベッケンバウアーベッケンバウアーはベルリンのスタジアムにいたので、ベルリンからの放送なのかな。眠かったので寝る。


>>>第3日目へ続く
http://d.hatena.ne.jp/wm06_de/20060618/1150584582

*1:現在はコメルツバクアレナ

*2:あとで調べたら本当に休日だった。